はじめに：なぜ「ロードスターのマナー」が注目されるのか
NDロードスターに乗っていると、自然と注目されます。
コンパクトでデザイン性が高く、しかもオープンカー。
それだけで、街中でも「かなり目立つ車」です。
しかし近年、SNSや動画サイトでは
- 「ロードスター乗りはマナーが悪い」
- 「ツーリング集団がうるさい」
といった投稿が見られます。
本記事では、そんな誤解を解きつつ、NDロードスターまたはロードスター乗りに求められるマナーをわかりやすく紹介します。
ロードスターオーナーが紳士的に楽しむためのガイドとして活用できる内容をお届けします。
ぜひご覧いただき、あなた自身がマナー違反をしていたとしたら修正していただきたいと思います。
▽動画でも解説しています▽
ロードスターが「マナーで注目される」理由
Screenshot
まず知っておきたいのは、「ロードスター＝見られる車」という事実。
他のスポーツカーに比べても、ロードスターは人目を引くデザインが特徴です。
ロードスターに乗るということは、あなたの人柄やマナーまでもが見られているということ。
ロードスターは乗り手の人間性を映す車と言っていいと思います。
目立つ車に乗っているから、あなたの所作も目立ってしまいます。
まずそこをご理解ください。
NDロードスター乗りが守るべき基本マナー
① 駐車場やコンビニでの「停め方マナー」
ロードスターに乗る人がまず気をつけたいのは、「駐車マナー」。
- 斜め駐車や2枠占領は絶対NG
- アイドリングや空ぶかしをしながらの長話は避ける
- コンビニや道の駅での見せびらかし駐車も印象が悪い
特にオープン時や集団での走行時は、周囲からの視線が集まります。
ドアの開閉や発進にも気を使い、静かにスマートに行うことで「感じのいいオーナー」という印象を与えられます。
② ツーリングやオフ会でのマナー
ロードスター乗りが集まってのツーリングやオフ会は人気のイベントです。
しかし、一人のマナー違反でロードスター乗り全体が悪く見えることもあります。
- 集合場所での空ぶかし・爆音は禁止
- 駐車場所を占領せず、一般車に配慮
- 走行中はスピード控えめで、隊列を維持
- SNS投稿時はナンバー・人の顔を隠す
ツーリングの目的は走る楽しさと仲間との交流ですよね。
無理な追い越しや煽り運転ではなく、安全で礼儀ある運転こそ真のカッコよさです。
③ マフラー音・エンジン音への配慮
ロードスターのエンジン音やマフラーサウンドは魅力です。
いろいろなメーカーのマフラーサウンドを聴き比べるのはとても楽しいです。
しかし、それが他人の迷惑になると一気に印象は悪化します。
- 住宅街・夜間の始動は特に注意
- 空ぶかしや連続加速を控える
- サーキット仕様のマフラーは街乗りでは音量に注意
静かに上品に走るロードスターこそ、本当の大人のスポーツカーです。
音ではなく走りで魅せるのが、紳士的なロードスター乗りです・・・が、どうしてもサウンドは魅力的。
人のいない場所でマフラーサウンドは披露しましょう。
④ロードスターのオープン時のマナー
NDロードスターといえば、やはり「オープンスタイル」が最高ですね。
しかし、開放的だからこそ気をつけたいマナーがあります。
- 渋滞中のアイドリングや空ぶかしをしない
- 大音量の音楽を流さない
- タバコの煙やゴミを外に出さない
- 信号待ちで大声で会話しない
また、ロードスター乗りの挨拶文化も有名です。
ヤエーと言われるすれ違いざまに軽く手を上げるなど、オーナー同士の穏やかな交流があるのも特徴。
無理に合わせる必要はありませんが、この文化を尊重することがマナーの一部でもあります。
とはいえ、別にヤエーを無視しても大丈夫です。
⑤ サーキットやイベントでのマナー
サーキット走行や走行会に参加する場合は、一般道以上にマナーが問われます。
- 安全装備（ヘルメット・グローブ）の確認
- ゴミは必ず持ち帰る
- 音量規制・服装規定を守る
- 走行ラインの割り込みは厳禁
「安全第一」「相手を尊重」がサーキットマナーの基本です。
ロードスターは走行会でも人気車種だからこそお手本的存在でありたいですね。
⑥ SNS投稿や撮影時のマナー
SNSに映えるロードスターですが写真・動画投稿にもマナーがあります。
- ナンバーを隠す（個人情報対策）
- 他人の車・人物を無断で掲載しない
- 公共の場で長時間撮影しない
- 撮影スポットの場所を特定して炎上しないよう注意
SNSは拡散力が高い分、マナー違反もすぐ広まります。
人に見られて恥ずかしくない投稿を意識する心構えが大切です。
「ロードスター乗り＝マナーが悪い」と言われる理由
では、なぜ一部では「ロードスター乗りはマナーが悪い」と言われるのか？
その多くは次のような構造です。
- 一部のオーナーの迷惑行為（騒音・路上駐車）が拡散される
- SNSで“悪い例”ばかりが目立ち、全体が悪く見える
- ロードスターは目立つ車のため、印象に残りやすい
しかし実際には、多くのロードスターオーナーは穏やかで常識的と思います。
「丁寧な運転を心がけている」「車を大切にしている」という声も多いのも事実。
つまり、マナーの悪さは車ではなく一部の人の問題なんだと思います。
たった数%のマナーの悪い人のせいで、ロードスター界隈全体の印象が悪くなっているんだともいます。
実際のロードスターオーナーの印象
ロードスターオーナーの中心層は30〜50代が中心で、落ち着いた大人のドライバーが多く、車を大切に扱う人が多いのが特徴です。
最近では20代オーナーも増加し、DIYカスタムやSNS交流を楽しむ若者も多いです。
共通しているのは、「人に迷惑をかけず、車を楽しむ」という姿勢です。
オフ会では「困っている人に工具を貸す」「整備情報をシェアする」といった助け合いも多く、ロードスターコミュニティ＝紳士的な文化が根付いています。
たった一人の迷惑行為がロードスター＝マナー悪いというレッテルを貼られてしまうのは悲しいところです。
でも、逆に一人の丁寧な行動がロードスター＝感じがいい車という印象を広げる可能性もあります。
ロードスターは人に見られる車だからこそ、あなた自身のマナーが良ければそれが伝染していくと思います。
NDロードスターオーナーに伝えたい「正しいマナー10か条」
| No. | マナー内容 | ポイント・解説 |
|---|---|---|
| ① | 丁寧な運転を心がける | 急発進・急ブレーキを避け、スムーズな走りを意識する |
| ② | マフラー音や空ぶかしを控える | 住宅街や夜間は特に配慮し、静かな走りを心がける |
| ③ | 駐車場では静かに行動 | 他人の車に配慮し、ドアの開閉や停車位置に注意する |
| ④ | 路上駐車・迷惑駐車をしない | 通行の妨げや近隣の迷惑になる行為は厳禁 |
| ⑤ | オープン時は音・風・臭いに注意 | 大音量の音楽やタバコの煙を外に出さない |
| ⑥ | ツーリング・オフ会では安全第一 | スピードを控え、他車や一般車に配慮した走行を |
| ⑦ | SNS投稿では他人を写さない | ナンバーや人物を隠し、プライバシーを尊重する |
| ⑧ | サーキット・イベントでは主催者ルールを厳守 | 安全装備・音量規制・走行マナーを徹底する |
| ⑨ | 常に「周囲の目」を意識する | ロードスターは目立つ車。見られている意識を忘れずに |
| ⑩ | ロードスター仲間・他車への敬意を忘れない | お互いを尊重し、紳士的なドライバーとして振る舞う |
まとめ｜マナーを守ってロードスター文化を輝かせよう
ロードスターは、走る楽しさと美しさを兼ね備えた唯一無二の車です。
だからこそ、マナー＝その車の価値を守る行為です。
「ロードスター乗りはマナーが悪い」と言われることもありますが、それは一部の例に過ぎません。
多くのオーナーが節度を持ち、周囲に配慮しながらドライブを楽しんでいます。
あなたの運転ひとつで、ロードスターの印象は変わることを意識してください。
静かに、スマートに、そして気持ちよく。
紳士的なロードスター乗りが増えることで、ロードスターの文化はこれからも続いていくと思います。
