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ロードスターは疲れる?後悔する人・しない人の違いをオーナーが解説

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「ロードスターは疲れるって聞くけど本当?」

購入を検討している人や、ロードスターに興味を持っている方は気になる問題だと思います。

結論から言うと、ロードスターは『使い方次第では疲れる』けど、対策すれば後悔する車ではありません。

運転していても、助手席に乗っていても多少なりとも疲れを感じます。

 

しかし、疲れる原因や理由、対処方法を知っていればロードスターへの評価は大きく変わります。

  • 長距離・渋滞では疲れやすい
  • ただし対策次第で大きく改善できる
  • 運転を楽しみたい人なら後悔しにくい

と言えます。

この記事では、ロードスターって疲れそう・・・と思っているあなたに対し、原因・シーン・対策を丁寧に分かりやすく解説します。

 

ロードスターは疲れると言われる理由

ロードスターは疲れやすい車だと言われています。

その理由は様々ですが、疲れやすい原因を挙げていきます。

要因 内容 疲れやすくなる理由
騒音が大きい 幌構造のため、ロードノイズや風切り音が入りやすい 音によるストレスが長時間走行で蓄積し、精神的に疲れやすい
パワー・トルクが細い エンジン特性が高回転寄りで低速トルクが控えめ 加速時に回転数を使う必要があり、操作が増えて疲労につながる
着座位置が低い 地面に近いドライビングポジション 乗り降りの動作や、首・腰への負担が大きくなりやすい
足回りが硬め スポーツ走行を意識したサスペンション 路面の凹凸や段差の衝撃を拾いやすく、体に振動が伝わりやすい
車内がコンパクト 室内空間や足元スペースが限られる 姿勢の自由度が低く、長時間同じ姿勢になり疲れやすい

こうした特徴により、特に前に乗っていた車がセダンやミニバンだった場合、思ったより疲れると感じやすくなります。

一方で、私のようにスポーツカー経験者や運転そのものを楽しみたい人にとっては、想定内であり気にならないケースも多いと思います。

 

ロードスターが疲れやすいと感じる具体的なシーン

Screenshot

ロードスターで疲れるのは、乗っている道路状況や天候によって左右されます。

疲労感を感じる具体例として

  • 長距離・高速道路
    幌車特有のロードノイズや風切り音がうるさい
  • 渋滞
    クラッチ操作が多くストップ&ゴーが続く
  • 街乗り
    トロトロ運転と段差や荒れた路面の振動
  • 雨天走行
    ただでさえ狭い視界の悪化
  • 朝と夕
    太陽光が眩しくて疲れる
  • 夜間運転
    対向車や後続車両のライトが眩しい
  • 服装
    動きにくい服装(ジーパンやダウンジャケットなど)はストレス

実際に私が『疲れた』と思ったシーンを解説していきます。

ぜひ参考にしてください。

 

ロードスターはうるさくて疲れる

ロードスターは幌であり、かつ軽量化のためボディの遮音性が低いです。

走行中はロードノイズや風切り音がダイレクトに車内へ入り込み、たとえマフラーを変えていてもエンジン音や排気音よりも周囲の騒音が目立ちます。

ロードノイズもそうですが、こういった騒音は運転しててかなり疲れるんですよね。

うるさいエンジンやマフラーと違い、ロードノイズや風切り音は楽しくないし疲れてしまうんですよね。

 

ロードスターはクラッチ操作が疲れる

ロードスターのクラッチはちょっと変です。

クラッチの位置がドライビングポジションよりやや右寄りにレイアウトされており、かつくらっちを踏んだ時の距離(踏み代)が結構深いのが特徴。

さらにけっこう手前にセットされているのでクラッチを切る時に左足の移動範囲が大きく、疲れる原因となります。

私は街乗りで運転していると、左足の太ももの前が痛くなってしまいます。

これも疲れる原因です。

 

ロードスターは眩しくて疲れる

ロードスターに乗っているとわかるのですが、ロードスターはいろいろなものが眩しいです。

  • 東を向けば朝日が眩しい
  • 西を向けば夕陽が眩しい
  • 屋根を開ければ日光が眩しい
  • 夜になれば車のライトが眩しい

ロードスターのフロントガラスは面積が大きく、屋根が小さいため日光が入りやすいです。

また、全高も1300ミリくらいしかないので対向車や後続車のヘッドライトがバッチリ目に入ります。

こういった光の刺激って結構疲れるんですよね。

 

ロードスターは狭くて疲れる

ロードスターの運転席や助手席は狭いです。

なので同一姿勢でいる時間が長いので、これも疲れる原因です。

さらに、狭い車内では服装のチョイスも重要で、厚着だったりタイトな服装だと動きにくくて、これも疲れる原因です。

 

 

ロードスターの運転で疲れる車以外の原因

ロードスターで疲れる原因は、車が原因だけではありません。

体格・年齢・運転姿勢といった「人側の要因」も大きく影響します。

  • 身長180センチ以上
  • 小太り
  • 関節痛持ち
  • ポジショニング不良

などは疲れやすいと思います。

 

特にポジショニングは重要で、2シーターなのでシートの動かせる幅も狭いので良い姿勢で運転できない場合もあります。

純正シートの評判もそんなに良くはないので、これも疲れる原因です。

これは車が悪いというより、車との相性が悪いといえますね。

だから試乗(できれば30分以上)をしたほうが良いと思います。

 

ロードスターが向いていない人

ロードスターが向いていない人を列挙しますが、あくまで個人的な意見です。

例外もあるので、参考程度に留めておいてください。

  • 身長180センチ以上
  • 小太り
  • 関節痛持ち
  • ミニバンからの乗り換え
  • 車に快適性を求める

これらの場合、あまり向いていないかもしれません。

いきなり買わないで、まずは試乗から始めてみてください。

 

ロードスターでも疲れない対策方法

ロードスターの疲れる原因がわかって仕舞えば、対策することで改善可能です。

  1. シートポジションの改善
  2. 腰当てやクッションの使用
  3. サングラスの使用
  4. クラッチ調整

などが挙げられます。

それぞれ、私が活用しているものをご紹介します。

 

エスケレート TYPE-7

私が最初にカスタムしたのがシートの変更です。

純正シートはどうにもうまく座れなかったので速攻で変更しました。

レカロやブリッドなどメーカーはたくさん出ていますが、私が選んだのはエスケレート TYPE-7というシートです。

  • NDロードスター専用設計
  • ペダルレイアウトに合わせて左右非対称設計
  • オートエグゼと同じ商品

とても疲れにくくなりました。

 

ハセプロ シートカバー BFC-2BKR

助手席はバケットシートでなくクッションで対応しています。

ハセプロのシートカバーは柔らかくて通気性も良いのでとても良いと思います。

アルトバンの時代から愛用している優れものです。

  • ズレにくく柔らかく蒸れない
  • 見た目が良すぎる
  • ほとんどの車種に適応

ロードスターのシートにもなんとか取り付けることができました。

 

エーフィット スポーツサングラス

  • 偏光・調光でとても見やすい
  • 夜でもかけられる
  • 軽くてかけ心地も良いしかっこいい

ロードスターの運転で手放せないアイテムになりました。

子供と公園に行ったり、釣りを楽しむ時にも使っています。

 

ロードスター ND クラッチストッパー

  • クラッチのオーバーストロークを抑制
  • クラッチの踏み代が8ミリ手前になるため疲れにくい
  • つけ外しも簡単、半クラも楽々

とくに加工なしで取り付け可能、まじで早くつけたほうがよかった。

一度外してみたら違和感がすごかったのでもう手放せません。

ポジショニングの幅も広がります。

 

 

ロードスターは疲れる車なのか?まとめ

ロードスターは確かに一般的な車に比べると疲れると思います。

シーン 疲れる主な理由
長距離・高速道路 幌車特有のロードノイズや風切り音が大きく、騒音による疲労が蓄積しやすい
渋滞 クラッチ操作が多く、ストップ&ゴーが続くため足や集中力に負担がかかる
街乗り トロトロ運転が続き、段差や荒れた路面の振動を拾いやすい
雨天走行 ただでさえ狭い視界がさらに悪化し、神経を使って疲れやすい
朝・夕方 太陽光が低い位置から差し込み、眩しさで目が疲れやすい
夜間運転 対向車や後続車両のライトが眩しく、目と集中力に負担がかかる
服装 ジーパンやダウンジャケットなど動きにくい服装は操作性を下げ、ストレスになる

特に乗用車から乗り換えた人や、普段ミニバンに乗りなれている人には『疲れる車』と思われるかもしれません。

あなたが車に何を求めるか?で、ロードスターへの印象は変わると思います。

  • 快適性を最優先したい人 → 不向き
  • 運転を楽しみたい人 → ぜひ買いましょう

確かに疲れますけどスポーツカーですからね、疲れないスポーツなんてないでしょう?

 

後悔しないためにも自分のライフスタイルと照らし合わせて、ロードスターを買って後悔ないか見極めてください。

できればレンタカーを借りて2日くらい乗り回すことをおすすめします。

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