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ガレージを建てる時に、絶対に悩む項目の1つが、照明です。
照明の種類はもちろん、照明の色、照明の位置、照明の数、照明の明るさなど、本当に悩みます。
ガレージの照明に悩んだ末、私は今の照明に落ち着きました。
もちろん完璧ではありませんし、不満もあります。
そこで今回は、ビルトインガレージを建てた時に、照明についてどんなことを考えながら設計したのか、お伝えします。
ぜひ参考にしてください。
照明の種類
まずガレージを建てる際に決めなければならないのが、照明の種類です。
照明の種類には、いろいろあり
- シーリングライト
- ダウンライト
- スポットライト
- ブラケットライト
この辺りから選ぶことになります。
ガレージを、どう使うかによって選び方が分かれます。
シーリングライト
シーリングライトは、一般家庭にあるような突起に取り付けるタイプの照明器具です。
室内全体を明るく照らすことができます。
ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込むタイプの照明器具で、照明器具が目立ちにくくスマートなのが特徴。
スポットライト
スポットライトは、天井や壁に取り付けるタイプの照明で、その名の通りピンポイントで明るくすることができるので、室内作業の効率アップが期待できます。
ブラケットライト
ブラケットライトは、壁に取り付けるタイプで、見た目がおしゃれなものが多いです。
自分のガレージの用途に合わせて選びましょう。
私は、ダウンライトと、シーリングライトを併用する方法にしました。
私のガレージの天井は、2階の形状の影響から、だんだんになっていて、天井が低いところと高いところが存在します。
低いところをダウンライトにし、高いところをシーリングライトにしました。
それ以外にも、ダウンライトとシーリングライトの色を変えて、その時々でガレージの色合いを変えて楽しむ風にしたかったからです。
まぁ、全部ダウンライトでもよかったかな、と、今では思っていますが。
照明の色
照明の色は、ヘッドライトと同じでケルビンで表示されます。
ケルビンが低いほど黄色っぽく、高いほど白っぽくなります。
ガレージで車をショールームのように、落ち着いた雰囲気で見せたい場合は、3500ケルビンくらい。
作業をする場合は、5000から6000ケルビンを選ぶと良いと思います。
私のガレージは、ダウンライトが3300ケルビン、シーリングライトが5000ケルビンです。
ガレージでお酒を飲んだりするときはダウンライトを使い、作業をするときはシーリングライトを使っています。
3300ケルビンだと、ガレージ作業はちょっと大変です。
その場合、スポットライトの導入を考えた方がいいですね。
ちなみに、明るさはLED電球では『ルーメン』で表します。
私のガレージは全て800ルーメン程度、60ワット相当の電球が使われています。
照明の位置と数
照明の位置と数は、用途によって異なります。
部屋全体を明るくしたいのか、車だけを明るくしたいのか、作業台近辺を明るくしたいのか。
基本的には、ガレージで作業を考える場合、車の影がなるべくできないように、複数の光源を配置します。
このガレージでは、ダウンライトを4か所に設置しています。
影ができにくいようにしました。
それでも不十分で、やっぱりエンジンルームはボンネットの影ができてしまいます。
本当に作業効率を考える場合は、スポットライトや壁に蛍光灯を取り付けるなどの対策が必要です。
私は、エンジンルームの作業をするばあいは、車を頭から突っ込んで、シーリングライトで照らします。
LEDも白くて、見やすいので、シーリングライトにしてよかったです。
また、実がガレージのライトは、ガレージシャッターとの相性もあります。
私のガレージは巻取り式のシャッターですが、今流行りのオーバースライドタイプのシャッターを選ぶ場合は注意が必要です。
オーバースライドの場合、シャッターが天井側にスライドしていきます。
そうすると、シーリングライトだとシャッターに当たって使えません。
ダウンライトにしても、シャッターを開けた状態では、シャッターがライトに被さってしまうので、シャッターを開けた状態で照明を照らしても薄暗いだけです。
このように、シャッターとの兼ね合いにも気をつけてくださいね。
照明スイッチ
意外と忘れがちなのが、照明のスイッチです。
特にビルトインガレージで、ガレージから家に出入りできる構造だと、照明のスイッチが1箇所だけだと、実は不便。
シャッター付近に1つと、室内に入る場所にももう1つ、照明スイッチをつけることをお勧めします。
もちろん、リモコンでオンオフができると、車に乗り込んだ状態で操作できるからめちゃくちゃ便利です。
まとめ
いかがでしたか。
ガレージを建てると、広さや床の材質などに目が行きがちです。
それも大切ですが、実は照明器具もとても重要なんです。
いろいろ悩むと思いますが、実際にガレージを建てる際は、ぜひ参考にしてみてください。
ガレージの照明にこだわっている人は多くないかもしれません。
しかしガレージは来客の目につく機会も多い場所。実用性はもちろんですが、できれば見た目にもこだわりたいですよね。
ガレージの照明は全体を明るく照らすタイプがおすすめです。
デザインにこだわった照明器具を設置する場合は補助照明として活用し、日常利用の妨げにならない場所に設置するよう心がけることが大切です。
自動車を出し入れする特殊な場所だからこそ、ガレージの照明には明るさと安全性が第一に求められます。
それを踏まえた上で、自分好みのオシャレな照明を設置してみてはいかがでしょうか。
みなさま、よいガレージライフを。