アルトバンをMOTAで売ってNDロードスターを買いました。
車系YouTubeやってます!ぜひみてください!
HA36Vアルトバンは商用車で、最大積載量は200kgです。
せっかく200kgの重量物を乗せられるんだから、載せてみましょう。
そして、200kgの荷物を積んだアルトバンは、運転にどんな影響が出るのかを調べてみます。
HA36Vアルトバンに200kgの米を積んで走ってみた
アルトバンを商用で使っている人もいると思います。
では、荷物を積みまくったらどれくら走りに影響するのか実際に確かめてみます。
今回使用するアルトバンのスペックは以下の通り。
- サスペンション:RS★R
- エンジンノーマル
- マフラー:ウィルズウィン
- タイヤ:ATR-K
- ホイール:15インチ5.5J
どちらかというと、快適性より走りに特化しているアルトバンです。
そこに200kgの米を積んでみます。
30kg×6と10kg×1で合計190kg、あとは私の荷物やらなんやらで、たぶん200kgくらいです。
いつもなら指2本分くらい入るリアの隙間ですが、この状態では1本しか入りません。
シャコタンすぎてカッコいいです。
さぁ、最大積載量のアルトバンで走ってみましょう!
▽実際に走ってみた動画▽
アルトバンに200kg積んだ乗り心地は?
アルトバンに200kgの重りを積んで走ってみました。
乗り心地は最悪です。
バネが底着きしてしまうので、段差を乗り越えようものなら「バゴン!」と音がして地面の凹凸がダイレクトにドライバーのケツに伝わります。
マンホールのような小さな段差ですら、凄い衝撃。
ただし、ショックの揺れの収まりは良いようで、いつまでもビヨンビヨンすることなくビシッと姿勢は安定します。
ゴーカートみたいなもんですね。
RS★Rの硬いサスがそうさせているのかもしれません。
アルトバンに200kg積んだハンドリングは?
アルトバンに200kgの重りを積んでコーナーを走ってみました。
ハンドリングは最悪です。
後方に重量物があるので、ハンドルを切っても曲がりません。
ミッドシップのような鋭いハンドリングを想像していたのですが、全く違います。
切っても切ってもアンダーとなり、とてもスピードを出せるものではありません。
ただし、重心は下がっているので横転しそうな感触はなく、直線ではオンザレール感を味わえます。
フロントの接地感も乏しく、ちょっと怖い感じがします。
アルトバンに200kg積んだ加速は?
アルトバンに200kgの重りを積んで峠を走ってみました。
加速感は最悪です。
通常より200kgも重いので、加速が悪いのは当然ですが、40馬力という非力のため坂道は3速でも減速していきます。
特に加速が非常に重たく、信号に止まるのが嫌になるくらい0スタートが億劫です。
ダンプカーとかはこんな感じなんだと思います。
また、ハンドリングの鈍さとサスペンションの動きの悪さも相まって、ドンガラ状態のアルトバンとは雲泥の差の走行性能となります。
結論:200kgの荷物を積んだアルトは面白くない
アルトバンの真骨頂は、軽さです。
620kgと軽いからこそ、40馬力程度のエンジンパワーで楽しく走れるんです。
そんな最強の軽量マシンに、仕事で使うとはいえ重量物を積み込んで走ったら全く面白くないでしょう。
また、荷台が重たいと全ての走行性能が落ちる上に非常に危険です。
特に雨の日のブレーキとかヤバい気にしかなりません。
しかも荷物200kg+助手席に大人を乗せたら最悪だと思います。
仕事で使う際も、可能な限り荷物を減らすことをおすすめします。
商用車として広い荷物スペースがあるアルトバンですが、やっぱりアルトバンは荷物を載せずに楽しむ使い方のほうが良いと思います。
仕事で使い、荷物をパンパンに積む際は、速度を抑えて余裕を持った運転を心がけてくださいね。