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ドライビングポジションを決める!正しい運転姿勢の取り方とメリット

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正しいドライビングポジション(運転姿勢)って知っていますか?

正しい運転姿勢の定義というか、ここに気をつけよう!というのをお伝えしていきます。

また、いろいろな運転姿勢もここで紹介していきます。

【補足】
ドライビングポジションは「体の姿勢」を表し、シートポジションは「体の姿勢を作るためのシートの位置関係」を表します。この記事では、ドライビングポジション=シートポジションと同じ意味で使っていますが、厳密には異なりますのでご了承ください。

 

正しいドライビングポジションとは?

正しいドライビングポジション(運転姿勢)とは、次の車の操作を「素早く」「正確に」できる姿勢の事です。

  1. 急ブレーキを踏めること
  2. 急ハンドルを切れること
  3. ハンドルのロックtoロックが安定してできること

これらの動作を、シートに背中や肩甲骨をつけたまま出来る姿勢が、正しい運転姿勢です。

正しい運転姿勢がこちら。

適切な運転姿勢とは? | JAF クルマ何でも質問箱

この姿勢を取れば、正しい運転姿勢と言えます。

自動車教習所でも習いますよね。

 

簡単な姿勢のチェックポイント

  1. 深く座る
    お尻とシートの間に隙間がないようにする
  2. シートの前後位置
    ブレーキペダルを強く踏んだ時に膝が少し曲がる程度
  3. 背もたれの角度
    ハンドルの一番上を握った時に肘が伸び切らない角度

この3つのポイントを覚えておいてください。

 

正しいドライビングポジションを取るメリット

正しい運転姿勢を取ると、以下のようなメリットが生まれます。

  1. 長時間運転で疲れにくい
  2. 腰が痛くなりにくい
  3. 視野が広がり事故が減らせる
  4. 運転操作がしやすくなり、運転が上手くなる

こんなメリットがあるので、ぜひ正しいポジションを取りましょうね!

 

危険なドライビングポジション3選を試してみた

体を傾けている姿勢

シートを軽く倒し、左のアームレストに体を持たれかけて片手で運転する方法です。

オートマ(AT)を運転している人に多く、特に型落ちの高級セダン系やオラオラ顔のミニバンで多い印象です。

サングラスをして、ルームミラーに何らかの飾りがあるイメージです。

 

実際に走ってみましょう。

オラオラ運転をしているようでイカツイのですが、運転姿勢としては危険です。

体は傾いてるけど、首は正面を向いているので非常にかったるいです。

アルトバンにはアームレストがないので、そのぶん、体を傾けにくいのですが、それでもけっこうシンドイ。

 

実際に運転してみましたが、ハンドルもすぐに回せないですし、ブレーキも強く踏めません。

ウインカーも出しにくいし、なによりミラーがほとんど見えません。

こりゃあぶねーわ。

メリットは体を横に預けられるので、ちょっと楽なことくらいですが、5分も走ると疲れてきます。

オートマなら走りやすいのかな?

まったく意味不明なドラポジでした。

 

シートをメチャクチャ倒してる姿勢

なぜかシートをメチャクチャ倒して運転している人を見かけます。

楽なのでしょうか、よくわかりません。

カッコつけたい年頃の人がやったり、サングラスをかけたイカツイ、ドカタのおじさんもやっているのを見ますね。

 

実際に走ってみました。

運転操作はメチャクチャしにくいし前も見にくいのでお勧めしません。

マジで道路が見えません。

子供の大きさだと全く認識できなくて怖すぎます。

前方車両との距離感も掴みにくいので、この姿勢にするメリットがマジで1つも思い浮かびませんでした。

 

シートから背中が離れている

シートから背中を離して、前かがみになっているような姿勢です。

初心者や女性に多い気がしますね。

運転が苦手な人は、このような姿勢になりやすいです。

 

実際に走ってみました。

ハンドル操作がしにくいのは当然ですが、カーブや減速の時に体が大きく揺れて支えるために踏ん張る必要があります。

そのため、ペダル操作もしにくいですし、いざというときに素早い運転操作ができません。

これじゃ運転に集中できませんし、特に事故に遭った時に体を支えられないので非常に危険です。

 

背中に空間があり、シートベルトも効かないし、エアバックで大ダメージを負います。

ご注意を。

メリットは道路が見やすいってことくらいですかね。

 

サーキットで車を速く走らせるドライビングポジション

サーキットなどで車を速く走らせるには、運転姿勢は非常に重要です。

サーキット走行では、一般道走行時より少し窮屈な姿勢のほうが操作しやすいです。

  1. シートに深く座る
  2. 背もたれを立て気味にする
  3. ハンドルの頂点に「手首」が乗るようにする
  4. ブレーキ・アクセル・クラッチを踏んだ時に膝が伸び切らないようにする

これら4項目を抑えておけばGOODです。

 

シートに深く座るのは一般道を走る時と同じです。

背もたれは一般道より少し立て気味の方がいいです。加速・減速で体が動きやすいので一番腹筋に力を入れやすい角度にします。

ハンドルは一般道では「頂点を握る」でしたが、サーキットでは「頂点に手首を置く」が正しいです。一般道よりほんの少し窮屈になる印象ですが、ハンドル操作で肩甲骨が離れてしまうとタイムアップに結び付かないので、少し窮屈な姿勢にします。

膝は、一般道では最も重要なのがブレーキでしたが、サーキットではアクセルもクラッチも重要になります。ブレーキ・アクセル・クラッチを奥まで踏んでみて、膝が伸び切らない位置にします。

 

ドライビングポジションを調整するアイテム

ステアリングボス

ステアリングシャフトに取り付けることで純正エアバッグやオーディオスイッチ類を生かしたまま約50mm手前に純正ステアリングをセットすることができます。

 ネオプロト 4リン ステアリングスペーサーNEO スズキアルト/アルトワークス/ジムニー/ジムニーシエラ/他|rubbermark

これによりドライビングポジションが改善され、疲れにくくなるとともに操縦性が高まります。

純正ハンドルにも使えるらしいアイテム、ステアリング交換はしたくない方向け。

すでに社外のハンドルになっている方はボススペーサーを活用してください。

 

アルミペダル

ドレスアップ以外にもグリップ力が格段にアップします。

滑り止めが付いているので操作性もアップし、純正ペダルに被せるタイプなので10mmほど厚みがあるので手前に出るんですよね。

ペダル位置の調整にも使えます。

 

シートクッション

シートの位置が合わない方へ、シートクッションを入れてポジション合わせをすると良いです。

サーキットなどでは滑るので使いにくいですが、一般道であればかなり有効です。

特に座面に敷いたり、腰に当てたりするものがおすすめです。

 

ランバーサポート

ランバーサポートは、椅子の背もたれに設置するもので、骨盤や背骨を矯正し、正しい姿勢で座れるようにサポートしてくれるアイテム。

ランバーサポートで腰にかかる負担を軽減すれば、デスクワークや自動車の運転がもっと快適になりますよ。

 

ネックパット

車の運転で首や肩が凝りがち…運転姿勢で首の位置がしっくりこない…

そんな時に効果的なのがネックパッドです。

ヘッドレストとの隙間を首用のクッションで埋めれば、頭が固定されて快適にドライブすることができます。

とくに首や肩の筋力が弱い女性におすすめのアイテムです。

 

セミバケットシート

究極の運転姿勢アイテムです。

快適性とホールド性の両方に優れています。

ホールド性(固定力)が高いとかなり疲れにくくなります。

一度試してほしいです、マジで感動するレベルで運転が楽になりますよ。

装着には車種・シートメーカーごとにシートレールが必要になるので、こちらも合わせてお買い求めください。

 

まとめ:正しいドライビングポジションとは?

  1. 急ブレーキを踏めること
  2. 急ハンドルを切れること
  3. ハンドルのロックtoロックが安定してできること

 

【正しい運転姿勢】

  1. 深く座る
    お尻とシートの間に隙間がないようにする
  2. シートの前後位置
    ブレーキペダルを強く踏んだ時に膝が少し曲がる程度
  3. 背もたれの角度
    ハンドルの一番上を握った時に肘が伸び切らない角度

 

以上の事を確認し、快適なドライブライフを送ってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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