アルトバンをMOTAで売ってNDロードスターを買いました。
車系YouTubeやってます!ぜひみてください!
今回は、HA36Vアルトバンにダウンサス(RSRスーパーダウンサス)を取り付ける手順を動画付きで解説します。
DIY初心者でもできる内容ですので、ぜひ参考にしてください。
▽動画での解説はこちら▽
▽実際に使ったダウンサスはこちら▽
アルトバンの純正車高とダウンサスの選び方
純正のアルトバンの車高は以下の通りです。
- フロント:61.5cm
- リア:62cm
※地面からタイヤハウス上部までの測定値
今回使用するのは、RSR スーパーダウンサス、これをDIYで取り付けていきます。
価格はネットショップで約15,000円とお手頃です。
上位モデルのTI2000もありますが、サーキット走行を考えていなければ、安いモデルでも十分です。
この車高が、どこまで落ちるのかワクワクしますね。
もちろん、車高調を買える人は、そちらを強くおすすめします。
【HA36V】フロントサスの取り外し手順
①アッパーマウントのナットを緩める
手順要約
- 左前輪はコンピューターが邪魔になるため、事前に取り外してください。
- 使用工具:17mmソケット
- 注意:完全に外す前に緩めるだけにして落下を防ぎます。
まず、アッパーマウントのナットを外していきます。

左前輪はコンピューターが邪魔なのであらかじめ外しておいてください。
17ミリのソケットで外します。
落下防止のために緩めるだけにしておいてください。
②ナックルのボルトを外す
手順要約
- 使用工具:17mm
- 堅めの場合はエクステンションや長めのラチェットを使用すると便利です。
アッパーマウントのナットを緩めたら、ナックルのボルトを外していきます。

こちらも17ミリです。
まぁまぁ硬いので、普通のラチェットだと大変かもしれないので柄の長いものを使っています。
この部分のボルトを外しましたよ。

外れたサスがこちら。
③ショックとナックルを外す
ショックを外したので、キャリパーが落下しないように、ウマをかけます。

先ほど緩めておいた、アッパーマウントのナットを完全に外せば、ごそっと外れます。

意外と簡単ですよ。
【HA36V】スプリングの取り外しとダウンサス装着
次に、サスを外していきます。
手順要約
- 必要工具:スプリングコンプレッサー
- スプリングを安全に圧縮し、取り外した順番を忘れないように注意。
- RSRダウンサスを圧縮して取り付け、バネのカット部分と位置を合わせます。
必要なのが、スプリングコンプレッサーです。
これがないとナットを外した瞬間、バネが上空に飛び出していきます。

取り外したパーツの順番を忘れないようにしつつ上部の4つのパーツを外せば、バネが外れます。
フロントサスの組み付け
手順要約
- ナックルとショックのボルトを固定
- アッパーマウントのナットを締める
- タイヤを地面に設置し、各部を増し締め
ダウンサスを組み込んでいきましょう。
バネを入れて、カット部分があるのでそこにバネの先端を合わせます。

動画でよく確認してください。
実際に見れば、すぐに言ってることがわかると思います。
RSRのダウンサスを、スプリングコンプレッサーで圧縮し、元の手順で組み上げれば完成です。

ナックルとショックのボルトを止め、アッパーマウントのナットを閉めるだけです。
それでフロントは完成、結構下がりましたね。

続いてリアのサス交換に移ります。
【HA36V】リアサスの交換手順
アルトバンのリアサス交換は、結構簡単です。
手順要約
- 車体をジャッキアップしてウマで支える
- メンバーにジャッキを噛ませ、ボルトを外す
- メンバーのジャッキを下ろすとサスが外れる
- ダウンサスをカット位置に合わせて装着
- ボルトを固定してジャッキを下げる
ウマをかけて車体の後輪を左右ともに持ち上げます。
そして、このボルトを外すだけで、サスは外れます。

まずは、一気にサスが外れないように、メンバーにジャッキを噛ませておき、17ミリのソケットでボルトを外します。
ボルトを外した状態で、メンバーのジャッキを下ろすとサスペンションは勝手に外れます。

そしたら、リアのサスを組み込んでいきます。
フロントと同様に、カットに合わせてはめ込み、メンバーに噛ませたジャッキを上げていきます。
反対側も同じです。
最後に、先ほど外したボルトで固定して終了。
足回りを交換した時は、タイヤを地面に設置させて各部位を増し締めしてください。
これでダウンサスのDIY取り付けは終了です。

2人でやって、だいたい1時間半くらいでした。
コツやポイントがわかれば、1人でもできるかもしれませんね。
車高の変化と仕上がり
さて、実際に何ミリ落ちたのか、測ってみます。
公式スペックでは以下のダウン量です。
- フロント:40〜45mm
- リア:35〜40mm
実測値は以下の通りでした。
- フロント:61.5cm → 57cm(45mmダウン)
- リア:62cm → 57.5cm(45mmダウン)
乗り心地は、そんなに良くないのですが、バンにありがちなフワフワ感がなくなったので、私としてはOKです。
このスタイルが2万円以下で手に入るなら、コスパは相当いいと思います。
正直、アルトバンのサスペンション構造はそこまで複雑ではないのでDIYでできるレベルです。
しかし、時間は慣れていても2時間近くかかってしまうので、お店に頼んだ方が早いし確実だと思います。
お店に頼むと、オートバックスの場合は22,000円〜(4輪)となっています。
まとめ|DIYでアルトバンの車高を下げよう

- RSRスーパーダウンサスで手軽に車高ダウン
- フロント・リアともに約45mmのローダウン
- DIYで約1.5時間で作業可能
- 安価で見た目もスタイリッシュに
フロント・リアの手順やコツを動画で確認すれば、1人でも十分作業可能です。
アルトバンの車高を下げて、乗り心地と見た目を両立させたい方におすすめです。
必要工具一覧
- ジャッキ(車両対応)
- ジャッキスタンド
- スプリングコンプレッサー
- ソケットレンチ(17ミリ)
- 作業用手袋・保護メガネ
注意点
- 作業中は必ずジャッキスタンドで車を支える
- スプリング交換時はスプリングコンプレッサーを使用
- 締め付けトルクはメーカー指定値を守る
- 作業後は必ずアライメント調整を行う
- DIY経験が浅い場合は無理せず専門店に依頼
アルトバンのカスタムに興味があるなら、こちらのカテゴリーにまとめているのでぜひご覧ください。

