アルトバンをMOTAで売ってNDロードスターを買いました。
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アーシングって昔流行りましたよね
今どきの車には効果はないと言われているエンジンアースですが、やっぱりやりたくなってしまうのが車好きというもの。
そこで今回はアルトバンのアーシングポイントと、アーシングに期待できる効果をお伝えしていきます。
【↓使用したアーシングケーブル↓】
【取り付け動画】
エンジンアーシングの原理を解説
アーシングってなんで必要なの?
アーシングは電気の通り道を増やすこと。
車の装備品は、基本的にバッテリーから電気を供給しています。
プラグの点火も、オーディオもヘッドライトも。
車はバッテリーから電気を供給して動いているんだけど、どうしても電気抵抗が生まれて電気製品は性能の100%を生かせないのが現状。
理由は、全ての電気製品がバッテリーから直接電源を取っている訳ではないから。
本来ならバッテリーから直接電気を得れば、性能は100%近く発揮されるだろうけどそうはいきません。
コストや取り付けスペースや耐久性の問題から、バッテリーから直接電気を取るんじゃなくて通電可能な金属のボディを活用します。
ボディはマイナスなので、直接バッテリーまで配線を伸ばさなくてもOKという感じ。
で、当然ボディは電線に比べると抵抗が大きい。
ということは電気の流れが悪くなって電圧が低下するということ。
それを防ぐために、バッテリーのマイナス端子から新しく電線を伸ばし、電圧を下げにくくさせようとするのがこのエンジンアースなんです。
アーシングは追加で必要なの?
結論から言うと、現代の新型車両に追加でアーシングする効果はそこまで大きくないと言えます。
新車時でもアーシングは行われてるので、それで必要十分と言えます。
また、最近の電気製品は必要とする電気が少なくて済みます。
LEDだったりHIDだったり、オルタネーターが巨大化していたり、バッテリーの性能が上がっていたり…。
だからそこまで電圧を気に掛ける必要はないんですよね。
ただし、アルトバンのようにバッテリー容量が小さく、ハロゲン電球だったり、後付けのスピーカーを追加しているとなるとやっぱり多少の抵抗が生まれるのは事実。
少し古い車(平成15年くらいを境に性能が上がったと言われている)であれば効果はあると思われます。
アーシングをしてはいけない車ってあるの?
アーシングは不要どころか、やるべきではない車もあります。
それが電気自動車やハイブリッドカーなどの高電圧を伴う車です。
プリウスをはじめ、アクア、ノート、インサイトなど、そしてEVであるリーフやテスラには下手にアーシングをしないほうがいいです。
エンジン不調に陥ったり、最悪の場合は事故になる可能性があるので要注意。
アルトバンのエンジンアーシングポイント
①バッテリーのマイナス端子
バッテリーのマイナス端子はアーシングの基礎となります。
各アーシングポイントからここに繋げることで、安定した電圧を保つことができます。
注意点として、バッテリーのプラスとマイナスを直接つながないようにしてください。
爆発します。
一応バッテリーのプラス端子には赤いカバーがかかっていますが、外れてしまっている車もあります。
作業中は、バッテリーのプラス端子をタオルで覆うなどの予防をするといいかも。
ちなみに昔、私もメガネレンチでマイナス端子を外そうとしたら手が滑り、バッテリーのマイナスとプラスがメガネレンチで繋がってしまったことがあります。
火花が飛び散り、メガネレンチは手で触れないほど高温になってしまい、足で蹴っ飛ばして外したことがあります。
本当に注意してください。
②ボディアース
車の多くの電気製品はボディアースを介しています。
ということは、ボディからマイナス端子に繋げることでボディアースの電気抵抗を小さくすることができます。
この時のポイントとして
- 金属部分に取り付ける事
- 非塗装面に取り付ける事
が挙げられます。
アルトバンは樹脂パーツも多いので、コンコンと叩いてみて樹脂か金属か確認してから取り付けることをおすすめします。
通電チェッカーを使って、電気を通す場所かどうかを確認するのもお勧めです。
③スロットルボディ
スロットルボディとはエンジンに関係する部品で、アクセルの踏み込む量に合った空気をエンジンに取り込むパーツ。
ここにアーシングすることで、アクセルレスポンスが良くなったり、加速感が良くなったりするとか。
特に最近の車のアクセルはワイヤー式でなく電気式なのも、効果があるのでは?と言われているポントです。
④エンジンブロック
エンジンブロックは、エンジン本体の鉄(またはアルミ)の部分のこと。
この中で、エンジンの心臓部とも言えるシリンダーと、クランクシャフトが動いているんです。
機械が動く以上、かならず摩擦と静電気発生させるので、ここにアースをすることで静電気を除去し、結果的にパワーアップするとのこと。
すでに太い純正アースが取られていることからも効果は高いポイントと言えそうです。
⑤オルタネーター
オルタネーターは発電機です。
エンジンの回転に伴い、発電された電気がバッテリーに蓄電されることでバッテリーは安定した電気を供給することが出来ます。
だから車を動かさないでいると、バッテリーは自然放電して上がっちゃうんですよね。
オルタネーターに取り付けることで、発電効率がアップし各電気機器の電力供給が安定化するとのこと。
⑥室内からのアーシング
アルトバンの右前輪の部分に、室内からのアースポイントがあります。
細いアースで2本取られているので、ここも強化したほうがいいかな?と思いアースしました。
もしかしたらここがボディアースになるので②ボディアースを取らなくても良くなるかも・・・?
HA36Vアルトバンのアースポイントまとめ
アースポイント
- バッテリーマイナス端子
- ボディアース
- スロットルボディ
- エンジンブック
- オルタネーター
- 室内からのアース
アルトバンのアーシングで得られそうな効果
- スパークプラグの効率アップ
- 吸気効率のアップ
- 発電効率のアップ
- レスポンスアップ
ぜひ参考にしてみてください。