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給油口周りの汚れを落とす方法と、キャップを開けたまま洗車したときの対処法

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洗車といえば、高圧洗浄機でボディを大まかに洗い、カーシャンプーとスポンジでこすり、ワックスをかけるのが一般的です。

簡単だけど、給油口まで、洗っている人はいますか?

給油口(ガソリンを入れる部分の蓋の内側)って結構汚れていると思います。

私の車もご覧の通り。

付着してるのはホコリ、泥汚れなどですが、ここにこびりついた汚れはかなり頑固です。

油が混じってますからね。

給油口を綺麗にしていると、ガソリンの給油時に気持ち良いので、洗車のついでに洗うのがおすすめです。

今回は意外と洗わない、車の給油口の洗い方を紹介させていただきます。

と同時に、もしも給油キャップを開けたまま洗車してしまった場合の対処法もお伝えします。

 

給油口周りの汚れを落とす方法

使用する道具

  1. 食器洗い用洗剤
  2. ジョウロまたは霧吹き
  3. いらない食器洗い用スポンジ
  4. ティッシュまたはいらないタオル

 

食器洗い用洗剤は油汚れに強いです。

洗車用品を持っていない場合でも、台所に行けばあるのでそれを使ってください。

もちろんカーシャンプーがあれば、それでもOKですよ。

 

ジョウロは給油口に水をかけるときに使います。

ホースでバシャバシャ水をかけてもいいのですが、ガソリンタンクに水が入らないように少しずつ水をかけた方が安心です。

霧吹きでもいいのですが、泡や汚れを流すのに時間がかかるのでジョウロのほうがいいかなぁ。

 

食器洗い用スポンジは、カー洗車用品がなくても台所に行けばありますよね。

新品のものは固く、傷がつく恐れがあるので、できれば使い古しのものを使った方がいいと思います。

とはいえ食器洗い用は車用のスポンジよりも柔らかいので、傷はつきにくいはずです。

小さくて使いやすいのでおすすめ。

 

ティッシュは勿体無いので、車用の汚れて良いタオルやウェスを用意しておくといいです。

いらない靴下や下着、シャツなどもおすすめ。

 

たかが洗車に、わざわざ車専用の洗車用品を購入する必要はなく、家にあるもので大抵は代用できるので 気軽に試してみてください。

家にあるものでOK

細かいところも丁寧に洗いたい方は、歯ブラシなどを使って掃除してください。

でも、だれも見ない部分なので、こんなところまで洗車する必要あるのか…?と、ちょっと思ってしまいます。

どうせ汚れるのに。

 

掃除手順

  1. ジョウロで給油高周りを濡らす
  2. 洗剤をつけたスポンジで汚れを落とす
  3. ジョウロで泡を流す
  4. ウェスで拭く

ジョウロで濡らす

洗剤をつけたスポンジで汚れを落とす

ジョウロで泡を流す

ウェスで拭く

綺麗になるのはいいことですね。

洗車はマイカーのメンテナンスの1つとして、たまには手洗いでやりたいものです。

余談ですが、昔カー用品店でバイトしていた時に拭き取り作業をするのですが、拭き取りが甘いとお客さんに怒られます。

ドアのモールの隙間やミラーの隙間にティッシュを入れ、湿っているとやりなおしをさせられるようなお客さんもいました。

みなさんは、洗車にそこまで求めますか?

 

きれいに拭き取って終了です。

なかなかきれいに仕上がりましたね。

この作業は動画でも公開しているので、ぜひみてください!

 

給油口の洗浄は、なかなか手を出せないとおもいます。

しかし簡単で手間もかからず、そのわりに綺麗になった感が出ます。

毎回はできないと思いますが、たまには洗浄してみてはいかがでしょうか。

 

キャップを開けたまま洗車したときの対処法

皆さんは洗車をどこでやるか?というと、ガソリンスタンドが多いようです。

給油ついでに洗車もできるので便利ですよね。

でもそれが裏目に出て、給油後にキャップを閉め忘れたまま洗車をしてしまう人もいるようです。

もしもキャップを閉め忘れたまま洗車をしてしまった場合、どうすればいいのでしょうか?

 

車の給油口に水が入っても大丈夫?

基本的には給油口に水が入っても問題ありません。

ガソリンは油なので水と混ざらず、水はガソリンタンクの底に沈澱します。

ガソリンは、ガソリンタンクの中腹よりやや下からエンジンに供給されます。

ISUZU自動車より引用»

この燃料吸い込み口の近くまで水が溜まってしまうと問題ですが、そこまで貯めるには水を数リットル入れないといけません。

さすがに給油キャップを開けたまま洗車をしたり雨の中走ってもそこまで貯まりませんから、ほとんど無害といって良いです。

ガソリンと一緒に時間をかけて、徐々に排出されていくので問題になりません。

そもそも、ガソリンは水と一緒になることを前提に考えられています。

ガソリンタンク内に結露が発生して水が入るのは日常茶飯事ですし、ガソリンを吸い上げるのは底からではないので、水が沈殿していても問題ないんです。

 

ガソリンタンク内に水が多量に入った場合に起こる症状

もしもガソリンタンクに水が入ってしまった場合、どんな症状が出るのかも知っておいた方がいいと思います。

ガソリンタンクに水が溜まった時の症状

  1. エンジン始動が悪くなる
  2. 燃焼不良
  3. エンスト
  4. ガソリンタンクの錆

エンジンのかかりが悪くなったり、加速しようとすると『バボバボ…ボッボッ…』というような燃焼不良が起きます。

最終的にエンジンは止まると思います。

 

水が溜まると、ガソリンタンクが錆びて穴が開きます。

でも最近の車のガソリンタンクは樹脂製なので錆びることはないようです。

 

ガソリンタンク内の水を抜く方法

それでも水が入ってしまって、なんとか水を抜きたい場合、どうすればいいのでしょうか。

基本的には大量に水が入ってしまった場合はガソリンを全て抜いてしまう方法があります。

 

一度入っているガソリンをすべて抜いて、新しくガソリンを入れるには、ディーラに相談するのが早いと思います。

修理工場も併設していますし、専用の道具を使って、ガソリンを抜くことができます。

 

自分で抜くこともできますが、確実性はないので自己責任でお願いします。

この手動ポンプという道具をうまく使えば、携行缶にガソリンを入れることができます。

2019年、京都での放火事件をきっかけに、消防法が厳格化されて携行缶にガソリンを給油できるスタンドがほとんどなくなりました。

でもこの道具を使えば、『ガソリンを満タンにする』→『家で携行缶にガソリンを移す』→『減った車のガソリンを満タンにする』という行為が可能。

ただし、ガソリンは危険物。

気温マイナス40℃でも気化し、小さな火花でもが爆発的に燃焼する物質です。

自己責任という生やさしい言葉では済まないので、基本的にはスタンドにお願いして携行缶に給油することを強くおすすめします。

 

他には水抜き剤を使うという手もあります。

水抜き剤は主成分がアルコールです。

アルコールは水と油の両方に溶けるため、水抜き剤が混ざった燃料タンク内の水分であれば、燃料と同様に燃焼、気化させることができる、という仕組です。

安く済ませたいなら、KUREの水抜き剤が良いと思います。

 

最強の水抜き剤はSTPのもので、レビューも高評価なものがほとんどです。

これはマジで良いですよ。調子も良くなります。

 

普通に使用している分には水抜き剤は必要ありません。

もしも給油口を開けっぱなしにしてしまい、洗車をしたり雨の中を走ってしまった場合、予防のために入れるならいいと思います。

また、鉄製タンクが使われていたり、よく雨が降る地域や、豪雪地帯(気温差で結露しやすい)場合は、年に1回くらい入れてもいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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