ロードスターに興味はあるけどツーシータースポーツカーを買うのはちょっと不安。
と思っていませんか?
その気持ち、とてもよくよくわかります。
ロードスターはその魅力的なデザインと運転の楽しさから、多くの人に愛されていますが、実用性の面では魅力的とは言えません。
実際、購入をやめたほうがいい場合もあります。
今回はNDロードスターの現役オーナーとして、購入後に後悔しがちな6つのパターンをまとめました。
購入を迷っている方は、これを参考にして自分に当てはまらないかを確認してから、購入を検討してみてください。
ロードスターは魅力的なスポーツカーですが、全ての人におすすめできるクルマとは言えません。
特に以下の項目のどれかに当てはまる方は、購入を考え直したほうが良いかもしれません。
ここの記事では6つの「やめとけ」ポイントを順に紹介します。
①クルマをデートに使いたい人
ロードスターはデート向きの車ではありません。
ロードスターの室内は非常に狭く、特に運転席と助手席の間隔は軽自動車並みの近さです。
このため、快適な空間とは言えません。
2人の間が近すぎて、気を遣い合ってしまうことも考えられます。
さらに騒がしい車内も問題になります。
ドライバーにとっては、間近に聴こえるエンジン音は最高ですが、音量が大きくロードノイズも目立つため、静かに会話を楽しむことが難しい場合があります。
そして、最もきついのがオープンでの日差しと風です。
オープンにすると紫外線が直接車内に入るため、日焼けを気にする方に嫌がられることが多いです。
もちろんそこが魅力なのですが、同乗者に共感を得られるかは微妙です。
また風の巻き込みはほとんどありませんが、スピードが上がるとかなりの風量ですので、同乗者が不快に感じることもあります。
ロードスターを好きになってくれる同乗者ならこの問題はクリアです。
むしろ、そういう方となら、是非一緒に乗りたいクルマですね。
②アウトドアが趣味の人
アウトドア活動が好きな人には、ロードスターは不向きです。
その原因の1つにトランクの容量不足が挙げられます。
NDロードスターのトランクルームの容量は130Lです。
このため、キャンプ道具やスノーボード・スキー・釣り竿などのアウトドア用品を積むスペースがほとんどありません。
ただし1人乗車であれば、助手席のフットルームとシートの上が使えますので、ソロキャンプなら対応できるでしょう。
またキャリアの装着が不可なののも問題です。
ルーフにキャリアを付けることができないため、大きな荷物を運ぶのが困難です。
このため車外の積載性は期待できません。
トランクの上に設置する、トランクキャリアが市販されてはいますが、高価な上に使い勝手が悪いので現実的ではないでしょう。
このようにロードスターは、残念ながら機材の多いアウトドアの趣味にはフィットしないクルマです。
③人に注目されるのが嫌いな人
ロードスターは目立つクルマであり、注目される機会が多いです。
これが好きな人には良いですが、注目されることが苦手な方には厳しいかもしれません。
特にオープンでの走行中、トップを開けてオープンで走ると周りの車に乗っている人たちからジロジロ見られることがあります。
羨ましいという感じの見られ方が多いと思っているので、不快には感じませんが気になる人もいるでしょう。
またロードスターは、車高が低いため信号待ちなどの時に、SUVや、バス、トラックから見下ろされる視線を感じることがあります。
上から見下ろされるのは、やはり心地よいとは言えません。
早く青信号にならないかな、と思ったりすることがあります。
最後に、「ヤエー」文化に巻き込まれることです。
ロードスター同士がすれ違うときには「ヤエー」といわれる、相手に手を振るという挨拶を交わします。
ヤエーを送られることをプレッシャーに感じ、返すことが不快だと考える方には辛いかもしれません。
このようにロードスターは、人目に付く機会が多いため、注目されるのが苦手な方には不向きです。
④鼻炎やアレルギーがひどい人
ロードスターはオープンカーの爽快感が魅力ですが、花粉やホコリに弱い人には厳しい場面があります。
オープンにすると花粉やホコリが車内に直接入ってきますので、鼻炎やアレルギーがひどい人には辛いです。
結局はトップを閉めて走ることになり、オープンカーの醍醐味が味わえないことになります。
またロードスターには、なぜか伝統的にエアコンフィルターが装着されていません。
トップを閉め、外気導入でエアコンを使用していると、アレルギー物質やホコリが直接エアコン吹出し口から入ってきます。
社外品のエアコンフィルターを装着するなどの対策はありますが、純正品ではないので不安が残ります。
私は自作したエアコンフィルターを取り付けています。
詳しくはこちらの動画をご覧ください。
⑤普段使いにストレスを感じたくない人
ロードスターは楽しいクルマですが、日常の利便性を求める方には不向きかもしれません。
ロードスターのドアは、幅が広いため大きくドアを開けないと乗り降りできません。
駐車場で車外に出る際、隣のクルマにドアパンチをしないようかなり気を遣います。
特に狭い駐車スペースの時には、諦めて別のスペースを探すくらいです。
最も不便と感じるのは、やはりツーシーターの不便さでしょう。
友達に会ったり親戚の家に遊びに行ったりする場合など、急に人を乗せなければならない場合、ツーシーターでは対応できないことが多く不便です。
このように普段使いでストレスを感じることが多い人には、ロードスターは向いていません。
⑥室内を常に清潔に保ちたい人
ロードスターのオープン走行は爽快ですが、清潔さを保つのが難しい場合があります。
オープン走行を続けていると、車外からのホコリや虫が車内に入りやすくなります。
ダッシュボードやシートにホコリが積もったり、シートに虫が這っていたりする場合があります。
オープンカーは車内が外気にさらされる時間が長いため、車内の清掃が欠かせません。
また雨が降っているときには、ドアを開けると、ルーフから車内に雨水が車内に流れ込んだりします。
そのたびに、雑巾でふき取るなど手がかかります。
頻繁な掃除が必要になりますので、車内を清潔に保ちたい方は、ロードスターを購入すると後悔する場合があるでしょう。
以上が「ロードスターやめとけ!」と私が思う、購入を後悔する6つのパターンです。
⑦まとめ
「ロードスターやめとけ」、のポイント6つを全て理解した上で、それでも「買いたい」という気持ちが残っている方は、間違いなくロードスターを楽しめるでしょう。
ロードスターのオーナーとしての喜びは、他のクルマでは味わえない特別なものです。
是非、購入を検討してみてください。
ロードスターが好きであれば、理屈抜きで買ったほうが良いと思います。
これらの項目の確認が、ロードスターの購入をためらっている方の参考になれば幸いです。
私はNDロードスターを購入するために、それまで乗っていたアルトバンを売って、資金を作りました。
その時に使ったのがMOTAです。
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そのおかげで、ロードスターを購入することができました。
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