- NDロードスターは3ナンバーだから、もう小型スポーツではない
- NAとNB以外ロードスターではない
SNSや掲示板では、このような意見を見かけることがあります。
確かにロードスターはNCの時代から3ナンバーとなりました。そのため、NAやNBと比べて大きくなったという文句を言う人も多い。
でも、ロードスターは軽量コンパクトスポーツとして君臨しています。
近年は安全基準や衝突性能の向上により、多くのコンパクトカーが3ナンバー化しています。
現在では、3ナンバーだからといって必ずしも大きな車とは言えません。
この記事では、NDロードスターのサイズや重量を歴代モデルと比較しながら、「3ナンバーだから小型スポーツではない」という意見について真っ向から反論していきたいと思います。
NDは3ナンバーだから買わない、という選択をしている人に、ぜひ見ていただきたいです。
以下は歴代ロードスターのサイズの比較表です。
こちらを参考に話を進めていきます。
| NA | NB | NC | ND | |
|---|---|---|---|---|
| 全長 | 3,970mm | 3,955mm | 3,995mm | 3,915mm |
| 全幅 | 1,675mm | 1,680mm | 1,720mm | 1,735mm |
| 全高 | 1,235mm | 1,235mm | 1,245mm | 1,235mm |
| 車重 | 約940kg | 約990kg | 約1,100kg | 約990kg〜 |
NDロードスターは大きい?実質ほぼ5ナンバーサイズ
NDロードスターの車幅は1735mmのため、分類上は3ナンバー車です。
5ナンバーの小型乗用車は、道路運送車両法上、幅1.7m以下などの条件があります。NDは全幅1,735mmなので、確かに幅だけなら35mm超えています
左右に換算すると、片側約17.5mmはみ出ているだけ。
これを大きくなったという人はものすごい繊細な感覚の持ち主ですね。
普通に走ったり、駐車場を利用したりしていても、取り回しは5ナンバー車に近い感覚で運転できると思います。
狭い道でも扱いやすいので、3ナンバーだから大きいというのは、ちょっと言い過ぎかなと思います。
もちろん分類上は3ナンバーですが、実際のサイズ感を見ると、5ナンバー車とほぼ変わらないですし、片側17ミリのサイズアップに気づく人はそこまで多くないと思います。
NDロードスターは大きい?全長は歴代モデルで最短
NDロードスターは歴代で最もコンパクトなロードスターと言っても過言ではありません。
特に全長は3915mmで、歴代モデルの中でも最短となっています。
コンパクトなNAよりも40ミリ短く、最も大きいNCより105ミリも短いです。
幅だけを見ると初代より広くなっていますが、車全体で見るとむしろコンパクト。
3ナンバーの定義は、横幅でしか見ていませんが、前後の長さも考えると初代よりも小さいのがわかります。
これって結構すごいことなんですよ。
近年のスポーツカーは安全性能や快適装備の追加により、大型化する傾向があります。
その中で4000mmを切る全長を維持しているNDロードスターは、現在でも非常にコンパクトな存在だと思います。
3ナンバーだから大きいというイメージに、囚われすぎていませんか。
ロードスターは大きい?3ナンバーは大柄と言えない時代
以前は3ナンバーといえば、高級セダンや大型車というイメージがありました。
しかし現在では、安全基準の強化や衝突安全性能の向上、タイヤサイズの大型化などの影響により、コンパクトカーでも3ナンバー車が珍しくありません。
5ナンバーのコンパクトカーも、よく見ると幅が1695ミリが多く、ほとんど3ナンバーです。
あと5ミリで3ナンバーになってしまうのに、これをコンパクトだと言ってしまうのはどうかと思います。
NDロードスターも分類だけを見ると3ナンバーですが、実際のボディサイズは5ナンバーに非常に近く、現代のスポーツカーとしてはコンパクトな部類に入ります。
車の大きさを判断するのにナンバー区分だけを見るのは、あまりにも短絡的と言えます。
ロードスター、イコール、軽量コンパクトというイメージがついているのかもしれませんが、5ナンバーの車と左右で2センチしか違わないので、これを大きいというには無理があると思います。
NDロードスターは十分に小型スポーツ
ライトウェイトスポーツを語るうえで欠かせないのが車重です。
NDロードスターの車両重量はグレードによって異なりますが、およそ990から1060kgです。
これは、歴代ロードスターでもかなり軽量な部類ですし、現在販売されている車の中でも乗用車でロードスターより軽いスポーツカーは、なかなか見当たりません。
3ナンバーで1トン程度の重量は非常に軽いですし、車の大きさもさほど大きく感じません。
これだけ安全性能がたくさんついているのに、歴代ロードスターと比べても重さは変わらないんだから、やっぱり小型ライトウェイトスポーツを名乗ってもいいと思います。
確かに初代のロードスターは5ナンバーでしたが、初代よりわずか60ミリ大きくなっただけだし、3ナンバー規格より35ミリ大きくなっただけ。
確かに少し大きくなったけど、ロードスターを語る上で欠かせないのは重さです。
少し大きくても、重さは歴代と遜色ない軽さ。
これを3ナンバーだから大きい、大きいロードスターはもうロードスターじゃないというのは、間違っているのではないかと思います。
結論:ロードスターは大きくない
NDは確かに幅だけ見ると大きくなりました。
でも全体で見ると、むしろ歴代ロードスターのコンパクトさをかなり維持していると言えます。
実際には、車幅は5ナンバー基準より35mm広いだけで、全長は歴代最短。
重量も歴代ロードスターと比べて大きく変わりません。
つまり、分類上は3ナンバーでも、ボディサイズや軽さは歴代ロードスターらしさをしっかり受け継いでいます。
現代の厳しい安全基準を満たしながら、このコンパクトさと軽量ボディを維持していることこそ、NDロードスターの大きな魅力です。
ナンバー区分だけを見るのではなく、実際のサイズや重量まで含めて比較すると、NDロードスターが現在でも十分に小型ライトウェイトスポーツカーであると言えます。
3ナンバーだからと、ロードスターを敬遠していた皆さん、特に初代と2代目を愛してやまないみなさん。
ぜひNDにも乗ってみてください。
初代や2代目と変わらない、楽しい車だと思いますよ。



